【請求した事例003】マッサージ店の従業員と不倫していた夫から慰謝料100万円を獲得
依頼者のプロフィール
性別 | 女性 |
年代 | 40代 |
子ども | 有り |
婚姻状況 | 既婚(結婚25年目) |
請求 / 被請求 | 慰謝料請求側 |
依頼前と依頼後の状況
依頼前夫の財布から見つかったレシートを契機に、近所のマッサージ店の従業員との不倫関係が発覚した。
依頼後示談交渉の結果、不倫相手から100万円の慰謝料を分割で受領することとなり、夫は当該マッサージ店の利用を禁止させることに成功した。
ご依頼者の状況
専業主婦として長年家庭を支えてきた依頼者の夫は5年前から患っていた腰痛のため、近所の整体マッサージ店に通院していました。当初は通常の営業時間内に月1-2回程度の利用でしたが、半年前から「施術者の〇〇さんが閉店後に安く施術してくれる」と言い、夜間の利用が増えていきました。
ある日、依頼者の知人から「旦那さんのことで話があります」と連絡があり、夫が若い女性と頻繁に出入りしているところを見かけたと報告を受けました。依頼者が夫を問い詰めたところ、当初は「安く施術してもらっているだけ」と説明していましたが、知人からの目撃情報や不自然な時間帯について詳しく追及すると、マッサージ店の従業員(30代後半・シングルマザー)との不倫関係を認めることとなりました。
夫の話では、「最初は本当に腰痛治療で通っていたが、安く施術してもらえることをきっかけに関係が発展してしまった」とのことで、約4ヶ月に渡って関係が続いていたことを認めました。
弁護士法人AOの
慰謝料問題の解決方法
本件では、証拠については、目撃情報以外に決定的なものはありませんでしたが、夫が不倫関係を自白していることから、不倫相手に対して内容証明郵便で事実確認を求めました。これに対し不倫相手から連絡があり、話し合いに応じる意向が示されました。
交渉においては、以下の要素を考慮しました。
• 夫婦双方が事実関係を認めていること
• 不倫相手がシングルマザーで、経済的に厳しい状況にあること
• 不倫期間が約4ヶ月と比較的短期間であったこと
• 不倫相手が早期解決を望んでいたこと
これらを総合的に検討し、慰謝料100万円を20回の分割払い(月5万円)とする内容で合意に至りました。