【請求された事例005】同窓会で始まった不倫がバレて、その夫から慰謝料400万円を請求された

依頼者のプロフィール

性別 男性
年代 40代前半
子ども 有り
婚姻状況 既婚
請求 / 被請求 慰謝料請求された側

依頼前と依頼後の状況

依頼前高校の同窓会を機に始まった不倫関係が車のナビの履歴から発覚し、相手の夫から弁護士を通じて慰謝料400万円を請求された。

依頼後相手方と粘り強く交渉し、60万円の慰謝料で示談が成立。

ご依頼者の状況

依頼者は結婚10年目を迎え、夫婦関係は特に問題なく平穏に過ごしていました。きっかけは2年前の高校の同窓会でした。かつての同級生である既婚女性と再会し、2次会、3次会と飲み会が続くなかで連絡先を交換。その後、SNSでやり取りを始めるようになりました。
最初は何気ない近況報告程度でしたが、次第にメッセージの頻度が増え、「仕事の相談」を口実に食事をするようになりました。依頼者は営業用の社用車を使って相手と会い、都内のホテルで月に1-2回程度関係を持つようになりました。

不倫発覚のきっかけは、車のナビの履歴。
聞いていた外出先と違うことに疑問を抱いた相手側の夫が、探偵の調査を依頼し、頻繁にホテルに出入りしている写真を撮られました。

弁護士法人AOの
慰謝料問題の解決方法

本件は、カーナビの履歴が残っており、否認は困難な状況でした。まず、相手方の代理人と連絡を取り、事実関係の確認と話し合いによる解決の意向を伝えました。
示談交渉においては、依頼者が不倫を認めて真摯に反省していることを示しつつ、家計の状況や住宅ローンの返済があることなどを説明し、現実的な解決金額を模索しました。
また、相手方夫婦の関係修復を最優先する姿勢を示し、今後の一切の接触を断つことを約束しました。具体的な解決金額の提示にあたっては、依頼者の賞与からの支払いを前提に、半年以内での完済を提案。

最終的に慰謝料60万円を3回に分けて支払うことで合意に至りました。なお、示談書には、今後の接触禁止と口外禁止条項を設定しました。

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