【請求した事例007】自力での請求で失敗し、弁護士に依頼して妻の不倫相手から慰謝料150万円を獲得
依頼者のプロフィール
性別 | 男性 |
年代 | 40代 |
子ども | 無し |
婚姻状況 | 既婚(結婚11年目) |
請求 / 被請求 | 慰謝料請求側 |
依頼前と依頼後の状況
依頼前妻からの自白によって不倫が発覚。
自力での解決に臨んだものの、不倫相手は支払いを拒絶。
依頼後内容証明郵便による請求で不倫相手から150万円の慰謝料を受領し、離婚することで合意。
ご依頼者の状況
結婚生活は18年目で、ここ2-3年は夫婦の会話も減り、休日も別々に過ごすことが多くなっていました。今年の2月、妻から「話がある」と切り出され、実は昨年の夏から、フィットネスジムのトレーナーと関係を持っていたことを告白されました。妻は「本気なので別れてほしい」と懇願し、トレーナーと一緒になることを望んでいると話しました。依頼者は一度冷静になって考える時間が欲しいと伝えましたが、妻は「決意は固い」と繰り返すばかりでした。
当初、依頼者は自力での解決を試み、不倫相手のトレーナーに対して内容証明郵便を送付しました。しかし返信では「妻さんからアプローチされた」「純粋な恋愛感情による関係である」として、慰謝料の支払いを拒否する姿勢が示されました。その後、直接交渉を試みましたが、「妻さんの意思で関係を持った」「私に責任はない」と主張され、のらりくらりとかわされてしまいました。
当初、依頼者は自力での解決を試み、不倫相手のトレーナーに対して内容証明郵便を送付しました。しかし返信では「妻さんからアプローチされた」「純粋な恋愛感情による関係である」として、慰謝料の支払いを拒否する姿勢が示されました。その後、直接交渉を試みましたが、「妻さんの意思で関係を持った」「私に責任はない」と主張され、のらりくらりとかわされてしまいました。
弁護士法人AOの
慰謝料問題の解決方法
本人による交渉が難航したため、法的な対応の必要性を感じ、弁護士への相談を決意。弁護士に依頼後、まず妻の自白内容を文書化し、妻のスマートフォンから不倫相手とのLINEのやり取りやデート時の写真なども証拠として保全しました。交際期間は約7ヶ月に及び、週に2-3回のペースで逢瀬を重ねていたことも確認できました。
弁護士からの内容証明郵便では、不倫相手の「妻からのアプローチ」という主張に対し、指導者という立場を利用して関係を持った点、既婚者と知りながら交際を続けた点を指摘。法的責任の所在を明確にした上で、慰謝料請求の根拠を示しました。弁護士による介入後、不倫相手の態度は一変し、最終的に150万円の慰謝料を一括で支払うことで合意に至りました。これは、法的知識に基づく専門家による交渉の結果、当初の「1円も払わない」という主張から大きく変更されたものでした。
夫とは話し合いの結果離婚することにしました。