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不利な発言をしないように注意!離婚調停で聞かれることとは?

離婚の話し合いは原則当事者同士で行います。

当事者同士の話し合いで、合意が得られない場合には、離婚調停の申し立てが可能です。

離婚調停は、調停委員が双方から主張を聞き、双方の合意を目的として行われます。

目的は双方の合意ですので、結論は離婚とは限りません。

離婚をせずに夫婦関係を続けていくという結論に至るケースもあります。

 

離婚調停では、当事者同士が話すのではなく、調停委員に聞かれたことに対し自身の主張や希望を伝えることになります。

 

この記事では、離婚調停で聞かれっることが多い質問について解説していきます。

離婚調停で聞かれること

離婚調停、特に初回の調停で聞かれる質問はおおよそ決まっています。

質問の内容や趣旨を理解しておくことが重要です。

よく聞かれる質問内容について解説していきましょう。

結婚を決断した理由

離婚に関する調停ですが、最初に聞かれることが多いのが、結婚を決断した理由です。

どのような理由で結婚に至り、どのような結婚生活を送って、結果的に離婚調停にまで至ったかの流れを説明します。

離婚を決断した理由(離婚に同意するかどうか)

離婚を希望する方に対しては、離婚を決断した理由が聞かれます。

感情的にならず、具体的に離婚を決断した理由を述べましょう。

また、離婚を求められている側には、離婚に同意するのかどうかが聞かれます。
離婚に同意しない、もしくは離婚に同意はするが条件があるなど、自身の希望を答えるようにしましょう。

現在の夫婦の状況

現在の夫婦の状況に関する質問です。
同居しているのか、別居しているのか、子があり別居している場合はどちらが子と生活をしているのかなどが聞かれます。

現在の生活費の状況について

現在の生活費をどちらが負担しているのかという点もよく聞かれる質問です。

離婚の条件(金銭面)

離婚という結論に至った場合、自身が求める条件に関して聞かれます。
慰謝料、養育費、財産分与などに関して聞かれますので、自身の希望を伝えます。

慰謝料の請求を希望する場合は、どのような理由で請求するのか、請求する金額の算出方法などしっかり根拠を示して主張しましょう。

財産分与に関しては、分与の対象となる財産に関する資料の提出が求められるケースもあります。

できれば事前に資料を作成しておくといいでしょう。

慰謝料の請求や財産分与の対象となる財産に関して、自身での判断が難しい場合は離婚問題に強い弁護士に相談するのがおすすめです。

離婚の条件(子に関して)

未成年の子がある場合、その子の親権をどうするか、面会交流に関してどのように考えているかも聞かれます。

まとめ

離婚調停で聞かれることが多い、主な質問をまとめました。

離婚調停は、離婚を決定する場ではありません。

調停委員が双方から話を聞き、双方が合意できる結論を探すための話し合いです。

話し合いの結果離婚をしないという結論になる可能性もあります。

自身の主張を通したいのであれば、しっかりと根拠を持って主張することが重要になります。

弁護士に相談し、聞かれるであろう質問に対することを準備してから調停に挑むのがおすすめです。

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司法書士試験に合格後、様々な司法書士事務所で経験を積み、平成25年より司法書士事務所を立ち上げる。

そこで数々の事件を解決する中で、もっと活動範囲を広げ、多くの人の役にたちたいとの思いから司法試験に合格し弁護士になり、現在では弁護士法人AOの代表として日々活動中。

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