【請求した事例002】8ヶ月間の夫の自宅不倫が発覚し、不倫相手から慰謝料100万円を獲得

依頼者のプロフィール

性別 女性
年代 30代前半
子ども 無し
婚姻状況 既婚(結婚5年目)
請求 / 被請求 慰謝料請求側

依頼前と依頼後の状況

依頼前夫のPCに残されていた既読メールから、同じマンションに住む女性との不倫関係が発覚した。

依頼後不倫相手から100万円の慰謝料を受領し、夫からの謝罪もあり、夫婦関係を修復するため話し合いをすることになった。

ご依頼者の状況

結婚5年目で子どもはまだいない共働き夫婦でした。依頼者は看護師として夜勤もあり、夫婦の生活リズムが合わないことも多かったとのことです。

夫のPCを借りた際に、同じマンションの住人である女性との親密なメールのやり取りを発見。深夜の密会や、依頼者が夜勤の際の自宅での逢瀬が約8ヶ月間続いていたことが判明しました。問い詰められた夫は不倫を全面的に認め、依頼者との関係修復を強く望んでいました。

一方で不倫相手は、夫との関係継続を望んでおり、「このマンションを出るつもりはない」との強い姿勢を示していたため、法的な解決が必要な状況となっていました。

弁護士法人AOの
慰謝料問題の解決方法

まず、本件では不貞行為の立証に必要な証拠を整理しました。また不倫相手は一定の収入があることも判明。
示談交渉では、以下の要素を考慮して慰謝料額を算定しました。

• 不貞期間が8ヶ月と比較的長期に及んでいること
• 依頼者の自宅を不貞行為の場所としていたこと
• 不倫相手に経済的な支払い能力があること
• 同じマンションの住人という状況で、依頼者の精神的苦痛が継続していること

具体的な交渉では、当初不倫相手は50万円程度の支払いを主張していましたが、証拠の存在を示しながら段階的に金額を引き上げ、最終的に100万円での示談が成立。分割払いではなく、一括での支払いを受けることができました。

また、同じマンションに住み続けることでの精神的苦痛を考慮し、不倫相手の転居についても条件に加えました。不倫相手は当初難色を示していましたが、粘り強い交渉の結果、3ヶ月以内の転居に合意。示談書には、転居が実行されない場合の違約金条項も盛り込みました。

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