【請求された事例006】マッチングアプリ不倫がバレて、その夫から慰謝料250万円を請求された
依頼者のプロフィール
性別 | 男性 |
年代 | 30代 |
子ども | 有り |
婚姻状況 | 既婚 |
請求 / 被請求 | 慰謝料請求された側 |
依頼前と依頼後の状況
依頼前マッチングアプリで知り合った女性との不倫が発覚し、相手の夫から慰謝料250万円を請求された。
依頼後慰謝料120万円での示談が成立し、アプリ内の全データを削除。
ご依頼者の状況
3歳の双子の育児に追われる日々で、妻との会話も減り、徐々に心が離れていきました。育児ストレスや悩みを共有できる相手を求め、「既婚者専用」を謳う出会い系アプリに登録したことが、今回の不倫のきっかけでした。
発覚のきっかけは、相手の夫が家族で使用するタブレットに残っていたアプリの通知履歴でした。夫がアプリの存在に気づき内容を確認しました。依頼者とのメッセージのやりとりが見つかり、不倫が発覚しました。
弁護士法人AOの
慰謝料問題の解決方法
本件は、アプリ内のメッセージや写真、クレジットカードの利用履歴など、デジタル証拠が多く残されている事案でした。まず、相手方代理人との初期協議において、不正アクセスによる証拠収集の違法性を指摘しつつも、事実関係については概ね認める方針としました。その上で、相手方夫婦の関係修復を優先する形での解決案を提示しました。
示談交渉では、不倫期間が比較的短いこと、接触回数も限定的であること、さらに相手方の証拠収集方法にも問題があることを指摘。
具体的な解決として、慰謝料75万円を半年間の分割払いとすることで合意しました。なお、相手は今回の件では離婚せず婚姻関係を修復することになりました。