【請求された事例003】妻から離婚と慰謝料1000万円の請求、さらに不倫相手の夫からも慰謝料800万円を請求された

依頼者のプロフィール

性別 男性
年代 50代
子ども 有り
婚姻状況 既婚(婚姻期間26年)
請求 / 被請求 慰謝料請求された側

依頼前と依頼後の状況

依頼前社内不倫が発覚し、妻から離婚と1000万円の慰謝料を請求され、さらに相手女性の夫からも慰謝料800万円を請求された。

依頼後会社を退職し退職金での解決を提案、妻には200万円、相手方には求償権の放棄を前提に50万円の慰謝料を支払い和解。

ご依頼者の状況

収入が高い会社役員であった依頼者は、部下である40代女性社員との不倫が、社内通報により発覚しました。
不倫期間は5年以上に及び、社用車での外出や出張を利用したことが、社内調査で明らかになりました。

この事態を重く見た妻が離婚を決意し、慰謝料請求。
さらに、相手女性の夫からも高額な慰謝料を請求される事態となりました。加えて、この不倫により、会社に対して自主的な退職を申し出る事態に追い込まれました。

弁護士法人AOの
慰謝料問題の解決方法

社内不倫により依頼者の信用失墜があり、すでに社会的制裁を受けている状況でした。
会社とは自主退職と退職金の確保、相手女性とは完全な関係断絶を約束し、誠実な謝罪と反省をしました。

最終的に、退職金を原資として、妻への慰謝料200万円、相手方への慰謝料50万円を支払うことで合意
また、妻との関係修復は困難と判断し、財産分与を含めた離婚条件を整理。子どもたちの同意も得た上で、協議離婚が成立しました。会社に対しても後任への引継ぎを丁寧に行い、取引先への影響を最小限に抑える形で退職することができました。

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