一度はパートナーの浮気を許したものの、一緒にいるときに「やっぱり私じゃダメなのかな…」「こんな風に浮気したのかな…」と考えてしまったり、浮気相手と同じ名前や浮気のきっかけとなったものを目にする度に嫌な気持ちになる。

そんな浮気のフラッシュバックは一刻も早く解消したいですよね。
浮気を許し、関係を修復しようと頑張っているあなたは、必ず幸せになれるはずです。

フラッシュバックを引き起こす原因は、大きく以下の２つです。

①まだパートナーを許しきれていない・信じきれてないこと
②浮気の記憶が頭から離れないこと

この記事では２つの視点からフラッシュバックを解消し、また元の幸せな関係に戻れるようにサポートしていきます。
辛い気持ちやトラウマなどは、必ず時間が解決してくれます。焦らずに、今はあなたのできることを行いながら少しずつ乗り越えていきましょう。

浮気を防止して、フラッシュバックを解消する

フラッシュバックを引き起こすきっかけの１つ目として、まだパートナーを許しきれていなかったり、信じきれていないことがあります。

このままでは、相手が反省している気がせず嫌気が差してしまったり、スキンシップを取ろうとしてくれているときに「浮気相手にも同じことをしたのかな」と感じて拒否してしまったりと、浮気のフラッシュバックによってパートナーとの関係が上手くいかなくなってしまいます。

信じている人に裏切られたトラウマがあるのですから、こうなってしまうことはおかしなことではありません。しかし「もう一度信じる」と決めたのにも関わらず疑い続けたり責め続けることは自己嫌悪にも繋がり、精神的にも辛いですよね。

そこで、もう一度相手を信じられるよう、浮気の再発を防止するための対処法をご紹介します。

最後にもう一度だけ話し合い、約束をする

なぜ浮気をしたのか、どこで浮気をしたのかなど、浮気の内容について気になる点があったり、ずっとモヤモヤを抱えているのだとしたら、これが最後だと決めてもう一度だけ話し合いましょう。

気になっている間は、どうしても「こんな風に浮気をしたのかな…」「浮気相手にはどんなことをしたのかな…」と考えすぎてしまいます。それならいっそ、覚悟して聞いてしまって、大きなショックを受けるのは今回で最後にする、という方がスッキリできる場合もあります。

そして、話し合い後は「浮気について蒸し返さない」とお互いに約束しましょう。

誓約書を書いてもらう

「また浮気されてしまうかもしれない…」「本当に反省しているのかな…」と不安を抱えてしまうのは、パートナーの態度からしかパートナーが反省していることを実感することができないからです。このようなときは誓約書を書いてもらいましょう。

誓約書には、以下の内容を記すことをおすすめします。

・今後、浮気をしないこと
・万が一浮気をしてしまった場合、どんなことを約束するか（慰謝料○万円支払うなど）
・浮気相手の連絡先は消し、今後一切連絡を取らないこと
・浮気相手の私物や贈呈物は全て処分すること

誓約書を書いてもらうことで、反省を形にすることができますし、万が一また浮気されてしまった場合でも、慰謝料を受け取るなどの制裁を確実に与えることができます。
パートナーにとっても、形に残すことで、約束を守ろうという意識を口約束以上に強く持つことができます。

束縛はNG！２人のルールを再度見直す

パートナーは浮気をして一度裏切ったわけですから、多少はこちらが安心できるようなルールを受け入れてもらいたいですよね。しかし、過度な束縛は逆効果になってしまうためNGです。お互いが納得したうえで、続けていける内容を取り決めましょう。

以下については特に、このタイミングで話し合うべきです。

・連絡や報告の頻度や仕方

今どこにいるのか、何を食べたかなどの連絡や、帰宅後に今日何をしたかを話してもらうなど、連絡や報告の頻度は増やしてもらっても良いでしょう。会話が増えてコミュニケーションにも繋がります。

・異性との連絡やスマホの使い方

異性の連絡先や異性との連絡はどこまでOKなのか、また、SNSやゲーム、チャットなどの使い方についても今一度確認しましょう。やめてほしいアプリがあれば、一度お願いしてみても良いでしょう。

・飲み会の参加について

異性のいる飲み会に参加してもいいかどうか、話し合いましょう。
こまめに連絡を取ってくれるなら参加しても良い、泥酔しないことを条件に参加しても良いなど、条件を出し合いましょう。

・コミュニケーションの取り方

愛情表現だけでなく、感謝や挨拶などが少ないと、やはり不安になってしまいますよね。
今までよりも、ちゃんと言葉にして伝えてほしい、とお願いしても良いのではないでしょうか。

お小遣い制にするなど金銭面を見直す

お小遣い制にしたり、お小遣いの額自体を減らすなど、金銭面を見直しましょう。
あまりにも厳しい条件にしてしまうと、あなたに対して新たに不満が生まれてしまう要因にもなりますので、相談のうえ決定しましょう。

精神面に配慮して、フラッシュバックを解消する

フラッシュバックを引き起こすきっかけの２つ目として、浮気の記憶が頭から離れないことがあります。

このままでは、浮気に関係するものに触れる度に、浮気のフラッシュバックによって辛い思いをしなくてはなりません。すぐに忘れることは難しいですが「今が幸せだから大丈夫だ」と前向きに感じられるように進んでいきましょう。

新しく共通の思い出を増やす

何よりも、パートナーとの新しい思い出を増やしていきましょう。できるだけ、遊園地や水族館、美術館などの「場所」に出向くことをおすすめします。場所は記憶にも残りやすいためです。旅行も良いですね。

また、アトラクションや体験施設など、「２人で協力する」という経験ができる場所を選択することもおすすめです。２人で１つのことを達成することは距離を縮めますし、共通の記憶としても残りやすく、相性を再確認することでやっぱりこの人しかいない、と感じることにも繋がります。

ペットを飼う

直前でお伝えしたように、２人で協力する経験は距離を縮めますので、ペットを飼うこともおすすめです。
金魚やハムスターなど、お世話が簡単なペットで構いません。ペットが難しい場合は、少しお世話が必要な植物などでも良いでしょう。

また、精神的にもペットの可愛さに癒されますよね。フラッシュバックは１人でいるときに引き起こしやすいです。ペットがいれば、ペットに意識が向くことで軽減されることが見込めます。２人でいるときには、コミュニケーションのきっかけにもなります。

カウンセリングや親しい人のサポートを受ける

一度フラッシュバックしてしまうと、しばらくはなかなか振り払うことができず考えてしまうことが多いです。そのようなときは、1人で悩まずに周囲の人に相談してください。

友人や家族と出かけたり、通話を繋いだりしても良いです。

今では無料カウンセリングなども豊富にあります。カウンセラーは人の心の話を聞くプロですから、一度お試ししてはいかがでしょうか。

ただし、誰かに依存してしまうと余計に１人の時間が辛く感じてしまう可能性もありますので、１人の時間を過ごす方法も用意しましょう。

運動をする

運動をしている間は考え事をしなくて済みますよね。筋トレが趣味の人たちは、「悩み事があったりモヤモヤしている時には筋トレが良いよ」とよく言います。確かに、筋トレを日課にしている人はメンタルが強い方が多いです。健康的になれたり綺麗になれることも、自分のためになっていることを実感できて、精神的に良いですよね。

うつ病の解消法を試してみる

うつ病までは至っていなくとも、少しの刺激で落ち込んでしまったりボーっと考え込んでしまうのであれば、うつ病の解消法が効果的です。今後うつ病になってしまうことを予防することにも繋がりますので、早めに解消法を試してみましょう。

基本的には規則正しく健康的な生活を送り、休息を取ることになりますが、「うつ病　解消法」などで検索をして、自分に見合った方法や試せそうな方法を取ってください。

精神的に弱ってしまっている場合、別れも視野に入れる

精神的に弱ってしまって、仕事や日常生活に支障が出ている場合、別れることも視野に入れましょう。
気を付けていてもパートナーに何度もあたってしまうなど、上記のフラッシュバックの対処法を試してもダメだったという場合は、別れた方が幸せになれる可能性が高いです。

絶対に別れたくないという場合は、別居という選択肢もあります。
精神的に弱っているときは、1人で判断しようとせず、周りの意見も取り入れながら解決に向けて頑張っていきましょう。

まとめ

浮気のフラッシュバックは、以下の２点を目指すことで、解消していくことができます。
①パートナーに対する疑いや不安をなくすこと
②浮気について考えすぎないように行動すること

浮気のフラッシュバックはあなただけの問題ではありません。パートナーが反省していて、寄り添ってくれることも重要です。ときには周囲の力も借りながら、２人で少しずつ乗り越えていきましょう。