不倫相手との別れ方|既婚者との関係をリスクなく終わらせる5つの方法

交際を始めたときは、既婚者だとは知らなかったものの、後になって既婚者であったと発覚した場合等、望んでいない形であっても、不倫になってしまうことはあるかと思います。

「不倫相手と別れたい」

その気持ちがあるなら、早く別れて次に進みましょう。
不倫を続けている限り、相手の夫(妻)にバレてトラブルになる可能性がありますし、結婚の望みも薄いです。不倫相手との関係が拗れないように、キレイに別れることが望ましいですが、不倫だからと行って特別な別れ方はありません。別れを伝える、連絡を取らなくするなどの方法で関係を終わらせましょう。

また、当然ながら、不倫は民法上の不法行為に該当するため、不倫の継続は絶対にお勧めしません。
このページでは、リスクを負わない不倫相手との別れ方、早く別れた方が良い理由などをお伝えしています。

別れ方は普通の恋愛と同じ。不倫だからといって特別なことはない


不倫相手と別れる際、不倫だからといって難しく考える必要はありません。
別れ方は普通の恋愛と同じです。
別れ話をして関係を終わらせることができるなら、それが良いです。
不倫相手の夫婦関係が良好な時に別れ話を伝えると、相手が別れを受け入れてくれる可能性も高まるでしょう。

別れると決めたら、肉体関係に応じない

不倫相手と別れると決めたら、それ以降は相手から肉体関係を求められても応じないでください。
法的には肉体関係を持つことが不倫で、肉体関係を持った回数が多い、期間が長いほど、慰謝料請求をされた時などに悪質だと判断されてしまうからです。不倫の内容が悪質であればあるほど、慰謝料額は高くなってしまいます。

また、「気持ちが固まらない」「タイミングを伺っている」といった状況で、すぐに別れられなくても、肉体関係を持たないことはできるはずですし、肉体関係を断つことで不倫相手のあなたへの興味が薄まり、別れ話をした時に、別れやすくなるかもしれません。

不倫相手と別れる5つの方法

1.別れ話をする
2.連絡を取らない
3.徐々にフェードアウトする
4.ワザと嫌われる
5.会えない場所に引っ越す

不倫相手と別れる方法として考えられるのはこの5つです。
不倫相手と別れた方の多くは、別れ話や連絡を取らなくするといった一般的な方法で関係を終わらせています。
一方で、相手が別れてくれなかったし、あなたの気持ちとしてすぐに関係を断ち切れないなら、状況に応じて3〜5の方法で別れることを考えましょう。

別れ話をする

・直接会って別れ話をする
・メッセージや電話で別れ話をする

不倫だからと特別視せず、通常の交際と同じように別れ話をしてください。
不倫相手があなたの考えを理解してくれれば、一度の別れ話で不倫は終わるでしょう。

相手は既婚者です。別れても家族がいますので、あなたが考えている以上に、あなたとの関係が終わることを大ごとと捉えていない可能性もあります。
「別れ話をする勇気が出ない」などと考えて、ズルズルと関係を続けている方も、一度、別れ話をすれば、あっさり不倫をやめることができるかもしれません。
直接会うと伝えられない、別れを拒否されたら言い返せないという方は、メッセージや電話でも良いと思います。

気をつけたいのは、別れ話が拗れることです。
話が拗れると、不倫相手の夫(妻)が「様子といつもと違う」と感じ、そこから不倫がバレる可能性もありますので、別れ話をしてスムーズに別れることができなかった際は、別の方法を考えるのが良いかもしれません。

連絡を取らない

・自分から連絡をしない
・相手からの電話に出ない
・LINEも既読スルーする

自分から別れ話を切り出せない、相手が別れてくれないのであれば、不倫相手のあなたへの関心がなくなるまで連絡を取らず、無視をし続けてみてください。
「相手から連絡が来たら、つい応じてしまう」といったあなたの優しさが、なかなか別れられない原因になっているかもしれません。
着信が何回あっても、メッセージが何度届いても、対応せずに無視して、相手が諦めるのを待ちましょう。

「LINEや電話だけ繋がっていて、住所や職場は知られていない」といった不倫関係なら、ブロックや着信拒否で繋がりを断ち切るのも方法の一つです。
ただし、連絡を取らない別れ方は、家を知られていると、家で待ち伏せされてしまう可能性があります。
また、社内不倫のように日常的に顔を合わせる関係の場合は難しいと思いますので、違う別れ方を選んでください。

徐々にフェードアウトする

・連絡する頻度を徐々に減らす
・メッセージの返事などを遅くする
・会う回数を徐々に減らす

いきなり別れることが難しければ、不倫相手と少しずつ距離をとり、最後は自然消滅するように関係を終わらせてみましょう。
毎日連絡を取り合っていたのを、数日に1回、1週間に1回といったように減らしていきます。
合わせて、メッセージの返事もすぐに返さず、ワザと遅くしましょう。
相手から返信が来なければ、あなたから連絡する必要はありません。

こうすることで、不倫相手のあなたへの興味が薄まったり、あなたが関係を終わらせたがっていると察したりして、自然と不倫を終わらせられる可能性があります。
ワザと冷たい、そっけない対応をすれば、あなたの気持ちが伝わりやすいでしょう。

ワザと嫌われる

・不倫相手が嫌がることをワザとする
・身だしなみに気を使わなくなる

不倫相手があなたと交際をしているのは、あなたには夫(妻)にはない魅力があるからではないでしょうか?
それを逆手に取り、その魅力をワザと消してしまいましょう。

ワガママを言う、冷たい対応をする、すぐに怒る、不倫相手の家族の悪口を言う、身だしなみに気を使わずに会うなどをして、「夫(妻)の方が良い」「不倫をしてまで、一緒にいたい人ではない」と不倫相手に思わせ、向こうから別れ話が来るように仕向けるのです。

ワザとそのような行動をすることは心が痛いかもしれませんが、不倫相手のあなたへの興味関心をなくすためです。
ただし、悪口などを言いすぎると別のトラブルになる恐れもありますので、やり過ぎにはご注意ください。

会えない場所に引っ越す

・不倫相手に何も言わず引っ越す
・実家に戻る

引っ越しは最終手段です。
「別れたいけれど、別れられない」とズルズルと関係を引きずっているなら、物理的に会えない場所に引っ越して別れることもお考えください。
いつでも会える距離にいることが、不倫を終わらせられない原因かもしれません。
仕事も辞めて、知らない街で1から再スタートすることを考えてみましょう。

実家が遠方の場合は、田舎に帰ってやり直すのでも良いと思います。
このまま関係をズルズルと続けてしまい、大きな問題になってからでは取り返しがつきません。
もちろん、引っ越す際は、不倫相手に住所などを一切伝えずに引っ越しをしましょう。

不倫相手と別れたいなら、早く別れた方がいい理由

・不倫相手の夫(妻)に慰謝料を請求されるおそれがある
・不倫が原因で仕事や人間関係を失うおそれがある

不倫相手と別れたいと考えているなら、1日でも早く別れた方が良いです。
不倫が続けば、不倫相手の夫(妻)にバレるおそれがあります。
そして、不倫がバレると、不倫相手の夫(妻)から慰謝料請求されるなど、不倫トラブルに発展する可能性があり、数十万円から300万円程度の慰謝料を支払うことになりかねません。

また、職場不倫の場合は、会社に不倫がバレたことで退職する人もいますし、不倫相手の夫(妻)とも友人だと、不倫があなたの周りに知れ渡り、たくさんの友人・知人を失うことになってしまいます。
不倫を続けると、これらのリスクを抱え続けることになりますので、別れたいと思っているなら早く別れた方が良いでしょう。

まとめ

既婚者と交際している方に向けて、不倫相手との別れ方をご説明いたしました。
不倫だからといって難しく考えず、普通の恋愛と同じように別れれば大丈夫です。
不倫相手との関係性や相手の性格などを考慮し、リスクなくキレイに別れる方法で別れてください。

Webで検索するほど、「別れたい」という気持ちがあるなら、あとは行動に移すだけです。
別れるのが遅くなると不倫がバレてしまう恐れもありますので、1日でも早く不倫関係を終わらせて新しい生活をスタートさせましょう。

あなたの「かかりつけ弁護士」でありたい。

ご相談は当メディア運営の
弁護士法人AOへ!

当社では、あなたの暮らしを支える「かかりつけ弁護士」として、依頼者とのコミュニケーションを大切にしております。

トラブルを無事解決できることは、新しい生活をスタートさせる一区切りになることは間違いありません。

ご依頼者様の状況に応じた、最適な解決策をご提案させていただきます。1人で悩まずにまずは当社にご相談ください。

これらの記事も読まれています。