【危険度別10選】夫の浮気を見抜く際に、必ず表れる兆候!|危険度別10選とその後の対応ガイド

急にご主人の行動や態度が変わると、「もしかして浮気でもしているのでは…?」と不安になりますよね。

相模ゴム工場の2018年のアンケートによれば、その年の男性の浮気率は26.5%で、約4人に1人が浮気しているということになります。
また1ヶ月に浮気相手と性行為をする平均回数は約2.7回で、食事などを含めればそれ以上に会っていることが考えられます。

それだけ浮気相手と時間を過ごしていたら、勘の鋭い女性は嫌でも浮気の兆候に気付き始めますよね。
その疑いやモヤモヤを取り払い、望んだ結果にたどり着けるように、この記事では夫の浮気の兆候を危険度別にご紹介します。また併せて浮気発覚後の動きについてもお読みください。

危険度別!弁護士解説・実際に現場に多い夫の浮気の兆候10選


そこで、実際に相談者が浮気に気付くきっかけとなった「夫の浮気の兆候」をまとめましたので、危険度別にご紹介します。

危険度★★★…1つでも当てはまるものがある場合は浮気を疑うべき兆候です。

当事務所へご相談いただいた方の中でも、その後浮気が発覚したケースが多い兆候です。

・スマホの扱い方が変わった
浮気に気付いたきっかけとして寄せられるもので最も多いのが「スマホの扱い方が変わった」ことです。よく見られる変化として以下のようなものがあります。

  • スマホをお風呂やトイレまで持っていく、手放さなくなった
  • 一緒にいるときにスマホの画面が見えないようにする
  • スマホを置くときに画面を下にして置くようになった

元々スマホをあまり手放さなかったり、裏返して置くことが無意識になっている場合もありますので、見極めるラインとしては、スマホを共有してくれるかどうかにあると思います。
例えば出かけ先で充電が切れてしまったと言ったら貸してくれるか?相手のスマホで一緒に動画を視聴するなどができるか?疑わしい場合には確認してみましょう。

・残業・出張が増えた/帰りが遅い
浮気の言い訳として一番多いのが仕事です。残業や出張が増えて帰りが遅くなることが続いている場合は要注意です。荷物の量に変化はないか、仕事の話をしなくなったり避け始めてはいないかなどを確認しましょう。

・見た目に気を配りだした
服装の好みが変わったり、美容院に通う頻度が多くなったなど、見た目に気を配り始めた場合は要注意です。「その服どうしたの?」「なにか用事があるの?」などと聞いて、答えにおかしなところがないか、濁したりしないかを確認してみましょう。

・趣味嗜好が変わった
新しく何かにハマりだしたり流行や年代の違うものに詳しくなっている場合は、浮気相手の影響を受けている可能性が高いです。年代が離れている人との浮気の可能性も考えられます。ハマった経緯を自然に聞いて、答えにおかしなところがないか、濁したりしないかを確認してみましょう。

危険度★★…複数当てはまる場合には浮気を疑うべき兆候です。

・出費が増えた
残高の減りが著しい場合や思い当たらない出費があった場合は注意しましょう。どこかにプレゼントが隠されていないか、不審なレシートや領収書がないかを確認しましょう。

・電話に出ない
あなたの前では電話に出ない場合や、離れているときに電話をかけても出てくれない場合は注意しましょう。いつも決まった時間に電話がかかってくる、または決まった時間に電話に出ない場合には浮気の可能性が高いと言えます。

・予定を確認してくる
浮気をしていれば、あなたがいつどこで何をしているかは把握したいもの。「今週の土曜日何するの?」「明日の夜は家にいる?」などと頻繁に予定を確認してくる場合は注意です。

・車が綺麗、ガソリンの減りが早い
車には浮気の兆候がよく表れます。部屋は散らかし気味なのに車が片付いている、以前と比べてガソリンの減りが早い、走行距離が増えている、良い匂いがする、以前はなかったものが置いてある、など違和感を覚えたら浮気を疑いましょう。

危険度★…浮気の初期に多い兆候です。下手に動かず、他の兆候が出るのを待ちましょう。

・態度が冷たくなったor優しくなった
浮気し始めたときには態度に出やすいです。浮気相手の方が良く思えてきて妻への態度が冷たくなるパターンと、勘付かれないようにするあまり優しくなるパターンがあります。急に態度が変わったら注意が必要です。

・連絡が減ったor増えた
態度の変化と同じく、浮気の初期に多いです。返信が来なかったり何も言わずに帰りが遅くなることが多かったりする場合や、反対に、予定や今日何をしていたかを聞いてもいないのに報告してくるという場合には注意が必要です。

・セックスの回数が減った
セックスの回数が減ったら注意が必要です。しかし浮気率が一番高い30代は自然と夫婦間のセックスの回数が減ってくる時期と重なりますので、様子を見ることが必要です。

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「なぜ?」男性が浮気をする本当の理由


兆候が見え始めたら、誰でも「なぜ今浮気をしたのか?」「どこに不満があったのか?」と考えますよね。
男性が浮気をする理由は「ただ単に魅力的な女性と出会ったから」というわけではありません。必ず根本には浮気をした本当の理由があるはずです。浮気をした理由は今後の話し合いに関わってきますので、把握しておくことが大切です。

もともと浮気性

最も多いのは「もともと浮気性」のタイプでしょう。何度言っても治らない方や単純にセックスが好きという方がいます。常に刺激を求めている好奇心旺盛な人や酒癖の悪い人、金遣いが荒い人などに多いです。浮気のことを責める度に反省はしますが、またしてしまう可能性が高いです。
兆候…以前浮気した時と同じ方法(アリバイや生活リズム、浮気の証拠の隠し方など)を使う

妻に対する寂しさ・不満

夫婦関係がマンネリ化している人や妊娠・育児で夫にかまってられないという場合に多いです。厄介なのが、浮気のことを責めたときに「そっちが冷たいからだ」「夫婦関係を先に放棄したのはそっちだ」などとあなたのせいにされてしまう場合があることです。
兆候…常に多数の人と連絡を取っている、最近自分からは接してこなくなった

元カノや憧れの人との再会

普段は浮気の素振りを見せていなかった人でも、一度恋愛関係にあった人との再会や憧れだった人との接近で浮気に発展してしまうことがあります。夫婦関係が良好な場合は一度の過ちで終われる可能性がありますが、良好でない場合は本気になってしまう可能性があるため注意しましょう。
兆候…昔の話をするようになった、誰かと比べるように短所を責めてきたり文句が増えた

男性としてまだ魅力があるか確かめたい

若い頃にちやほやされてきた人や仕事ができる人に多く、年齢を重ねて落ち着いてきたところで自分の魅力を確かめたくなって浮気をする、という場合があります。
兆候…見た目の変化や下の世代の話題に詳しくなる、「今日俺営業先でかっこいいって言われちゃってさ」など“まだまだモテる”ということをアピールしてくる

憶測で先走るのはNG!あてはまる兆候があったら証拠を集めよう


あなたの中で浮気が確定になったとしても、何の証拠もない状態で先走って相手を問い詰めるような行動は絶対にNGです。
なぜなら、もし浮気ではなかった場合には夫婦関係が気まずいものになってしまうからです。もし旦那さんは本当に浮気をしていないのに、あなたが問い詰めてしまったら、あなたが家庭を壊してしまう引き金を引くことにもなりかねません。さらに、行き過ぎた問い詰め方をすれば、あなたが罪に問われてしまう可能性もあります。

反対に、本当に浮気だった場合には証拠を隠される可能性があります。
このように、どちらにしても良い結果が望めないので、兆候に当てはまった段階ですぐに相手を問い詰めることはしないようにしてください。

ではどうすればよいのかというと、次にやることは「浮気の証拠を集めること」です。
浮気を問い詰めるにしても、今後のことを考えるにしても、まずは、その兆候が本当に浮気につながっているのかを確かめる必要があります。

法律上、浮気を証明するためには「浮気相手と肉体関係にあったことがわかるもの」が必要です。
例えば、次のようなものがあります。

  • 本人が浮気を認める発言をしている音声や動画
  • 探偵や興信所の報告書
  • 性行為があったと推測できる会話があるチャットやメール
  • 不倫の予定が書かれているスケジュール帳や日記
  • 不倫相手と旅行をしていることを掲載しているSNS
  • 不倫相手との外泊や、プレゼントを購入したクレジットカードの明細書
  • 不倫相手からもらったプレゼント
  • メッセージカードやメモ、手紙
  • 第三者の証言

浮気の決定打を探すのが目的であれば、今の段階で肉体関係があったことまで証明できるような強力な証拠がなくても構いません。ですが、その後の話し合いのことを考えるならば、あって困ることはありません。

ただし、証拠集めのために旦那さんのスマホのロックを勝手に解除して中を見たり、決定的な場面を抑えようと尾行をするのは、逆にあなたが責任や罪に問われる危険性があるので避けてください。

たとえば、出張と言っていたのにSNSに浮気相手と旅行している写真が上がっていたなど、肉体関係までは証明できないけれど浮気が確定的になり、この次のアクションをどうしたら良いか迷ったら、弁護士に相談をしてください。さらに集めるべき証拠は何か、旦那さんへの対応をどのようにしたら良いのかなど、アドバイスをしてくれます。

浮気の証拠について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。


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浮気が決定的になったら、今後のことを考え始めよう


浮気をしている証拠まで出てきたら、いよいよ旦那さんや浮気相手と話し合いをしていかなくてはなりません。言いたいことは山ほどあり、いろんな気持ちがないまぜになっている状態だと思いますが、まず自分の中で整理しておきたいのは「離婚する気持ちがあるかどうか」です。これによって、これからやることや目指す結末は変わってきます。

大まかに、次の4パターンが考えられます。

①離婚したい場合
②離婚はしないが、しかるべき制裁は受けてほしい場合
③離婚はせず許す場合
④気持ちに整理がつかずどうしたらいいかわからない場合

それぞれ、見ていきましょう。

①離婚したい場合

・弁護士に相談する
・浮気を認めさせるため、証拠を集める
・慰謝料請求や親権、財産分与などについて調べ、離婚に向けて準備する

②離婚はしないが、然るべき制裁は受けてほしい場合

・弁護士に相談する
・浮気を認めさせるため、証拠を集める
・制裁を決める

・浮気相手に慰謝料を請求する
離婚しない場合、配偶者から慰謝料を請求することはできないため、浮気相手に慰謝料を請求することになります。

・慰謝料請求はせず、当事者で交渉による約束を結ぶ
当事者の間での話だからと言って口約束は避け、「示談書」や「誓約書」を書いてもらいましょう。
誤った作成の仕方で損をしないためにも、弁護士に相談するようにしましょう。

③離婚はせず許す場合

・誓約書を作成する
「私にも非があったし…」「過去に浮気を許してもらったし…」など様々な事情で許すことを選択する方もいらっしゃるでしょう。黙認する方もいるかもしれませんが、良好な夫婦関係を続けるためにはやはり「二度と浮気はしない」と誓約書を作成することをおすすめします。

・証拠を集める
浮気には時効があり、浮気の事実を知った日から3年以内であれば慰謝料を請求することができます。
後々気持ちが変わった場合に慰謝料請求ができるよう、証拠は集めておきましょう。

④気持ちに整理がつかずどうしたらいいかわからない場合

迷っている場合は以下の項目を考慮しましょう。

・何回目の浮気か
一定数、どうしても浮気癖が治らないという人はいます。交際中にも浮気されたことがある、結婚してから数回目の浮気である、という場合は次に浮気されたときもう一度許すことができるか考えましょう。

・子供にとって良いか
子供がいる場合、離婚することが子供にとって良いかどうかで考えましょう。
男手や金銭面の必要さと浮気したことを天秤にかけて、どうするべきか決めます。

・経済的に大丈夫か
慰謝料を請求することはできますが、一生暮らせるお金が手に入るわけではありません。今の暮らしが手放せるかどうか、今後1人でやっていけるかどうか考えましょう。また慰謝料請求の時効である3年の間に1人で暮らせるように準備をするという手段もあります。

・妊娠中の場合
妊娠中に離婚した場合、原則として親権は母親になります。(生まれてから離婚が成立した場合は親権が両方にあります)周りに出産や育児をサポートしてくれる人がいるかどうか、精神的に1人でも/夫と一緒にいても耐えられるか考えましょう。

絶対に許せない!と思う場合以外は、基本的には「離婚はせず慰謝料請求」することがおすすめ!

「4.3離婚はせず許す場合」でご紹介したように慰謝料を請求できる期間は離婚の事実を知ってから3年あります。離婚の手続きには時間とお金がかかるのも事実です。迷いがありながら離婚するよりは、一度とどまって慰謝料を請求することをおすすめします。

弁護士に相談するかを迷っている方はこちらの記事もご覧ください。

配偶者の浮気が発覚した場合に取るべき行動はこちらの記事でも詳しくご紹介しています。


 

最も浮気の兆候として表れやすいのは、やはり「スマホ」です。

夫の浮気を見逃さないためには特にスマホに注意しましょう。また、1つ兆候や証拠、疑いが見えたからと言ってすぐに動く必要はありません。
「あなた自身が夫婦関係をどうしていきたいか」についてよく考えることで次の行動が見えてきます。必要であれば弁護士を頼って手続きや準備を進め始めることも大切です。

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