【請求された事例009】取引先の女性との不倫がバレて、その夫から慰謝料250万円を請求された
依頼者のプロフィール
性別 | 男性 |
年代 | 30代 |
子ども | 有り |
婚姻状況 | 既婚 |
請求 / 被請求 | 慰謝料請求された側 |
依頼前と依頼後の状況
依頼前取引先の既婚女性との不倫が発覚し、女性の夫から慰謝料250万円を請求された。
依頼後4者間によるゼロ和解が成立。
ご依頼者の状況
依頼者は取引先企業の営業担当者と、打ち合わせを重ねるうちに関係を持つようになりました。
発覚は、相手方の夫が妻のスマートフォンをチェックしたことがきっかけでした。業務連絡を装った頻繁なLINEのやり取りや、勤務時間外の通話履歴から不審に思った夫が、さらに調べたところ、ホテルの利用履歴なども発見。約5ヶ月の不倫関係が明らかになりました。
相手方の夫からの内容証明が届いた直後、依頼者の妻にも不倫の事実がバレてしまったが婚姻関係を継続することを選択しました。
弁護士法人AOの
慰謝料問題の解決方法
本件はダブル不倫案件であり、依頼者の妻にも慰謝料請求権があるためその取扱いが重要なポイントとなりました。
まず、相手方代理人との示談交渉を始める前に、相手方夫婦が離婚する予定かを確認しました。その結果、相手方夫婦も婚姻関係を継続することが分かりました。
そうであるなら依頼者の妻の慰謝料請求と相手方の慰謝料請求が行使された場合、依頼者の家庭と相手方の家庭のお金がいったりきたりするだけになるので弊所としては4者間によるゼロ和解を提案しました。
最初相手方はゼロ和解による解決を渋っていましたが、粘り強い交渉の結果、最終的に4者間によるゼロ和解が成立しました。