パートナーに不倫を疑われている際にできる対処法

「不本意なことにパートナーから不倫を疑われてしまった…」

こうしたお悩みをお持ちの方、現実にたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
特に女性の妊娠期、男性の単身赴任というなどのタイミングは、何かと敏感になりがちです。いつもより帰りが遅い、SNSで親しげなやり取りをしている等、本来であればそこまで気にならないことであっても、敏感であるがために、不安になったり、不倫を疑ったりしてしまいますよね。

そこで今回は、どのような行動をすると不倫を疑われやすいのか、そして、不倫を疑われてしまった場合、誤解を解くためにはどのような行動を取るべきかなどについて詳しくご説明していきます。

不倫を疑われた!パートナーの誤解を解く方法5つ


パートナーから不倫を疑われた場合は、なんとしても誤解を解きたいものです。
そんなときに有効な、誤解を解く5つの方法をご紹介します。

1.不倫していないことを明確に伝える
2.なぜ不倫していると思ったのか相手の言い分を聞く
3.スマートフォンを見せる
4.一緒にいた人に証言してもらう
5.不倫相手だと誤解されている人物を紹介する

不倫していないことを明確に伝える

不倫が誤解であるならば、真っ先に不倫していないことを明確に伝えましょう。この一言があるだけで、パートナーに与える印象は大きく違ってきます。いつまでたっても不倫していない事実を明確に伝えないでいると、より一層パートナーの疑心暗鬼を引き出してしまいます。そうした事態に陥らないためにも、まずは不倫を明確に否定しましょう。

なぜ不倫していると思ったのか相手の言い分を聞く

なぜ不倫していると思ったのか、その理由を相手に聞くことも大切です。パートナーに不倫を疑われたということは、そう思われただけの理由があるということです。パートナーの言い分を理解しようとせず、自身の感情だけを押し付けることがないようにしましょう。
そして、誤解されてしまった理由を探り、根本的な部分から誤解を解いていってください。

スマートフォンを見せる

いっそのこと、パートナーにスマートフォンを見せてしまうのも、誤解を解く良い方法の1つです。自身のプライベートな部分を自ら晒すことで、パートナーの不安を和らげることができます。特に、LINEやSNSなどのトーク履歴や、着信履歴を見せると効果的です。ただし、「普段から消しているから見せられるんだ」といった、さらなる誤解を呼ぶ危険もありますので、そういった場合は別の角度から誤解を解いていきましょう。

一緒にいた人に証言してもらう

もし、特定の日時の不倫を疑われているのであれば、その日一緒にいた人に証言してもらうというのは非常に有効な方法です。一緒にいた人に協力してもらわなければなりませんので、あまり友好関係がない相手の場合は難しいですが、単に友人や職場の人間である場合は、協力を頼んでみるのが良いでしょう。とはいえ、夫婦間の私的な事情を他者に押し付けることになるため、相談する相手は選ぶようにしてくださいね。

不倫相手だと誤解されている人物を紹介する

異性ではあるものの、決して不倫などには発展しない相手がいる方も多いのではないでしょうか?そういった相手を不倫だと誤解されている場合は、その人物を紹介してしまうというのも良い方法の1つです。実際に会わせて人となりを知ってもらうことで、やましい関係でないことをパートナーに理解してもらいましょう。
とはいえ、相手を紹介したからといって安心しきるべきではありません。異性というだけで良い気分はしないのだと理解した上で、交友関係を続けるのが良いでしょう。

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不倫を疑っているパートナーとの向き合い方


では次に、不倫を疑っているパートナーとの向き合い方についても見ていきましょう。
向き合い方さえ間違えなければ、別居や離婚といった最悪の状況への発展を防ぐことは十分可能です。ぜひ、以下の4項目を参考にしてみてくださいね。

①冷静に対応する
②誤解が解けても相手を責めない
③自分の非は認める
④相手を不安にした行動は改める

冷静に対応する

不倫を疑っているということは、パートナーは冷静さを失っている可能性が強いです。そんなタイミングで自身も冷静さを失ってしまっては、さらに状況を悪化させてしまいます。
決して逆ギレなどすることなく、感情的になることなく、パートナーの言い分を聞いてあげてください。

誤解が解けても相手を責めない

不倫が誤解だったからといって、相手を責めることはしないであげましょう。人間ですから不安になること、間違えることは当然あるものです。不倫を疑われるような行動を目のあたりにしてしまったがゆえの行動ですので、あまり問い詰めない、強い言葉で責めないこともパートナーとの良好な関係を築き上げるためには大切です。

自分の非は認める

もし、自分に非があったと感じるならば、正直に認めてしまうのが良いでしょう。
パートナーを不安にさせてしまった、不倫を疑わせてしまった裏には、自身の発言などが原因になっているものもあるはずです。そういった場合は、しっかりと非を認め、心からの謝罪をすることで、パートナーと向き合うのが良いです。

相手を不安にした行動は改める

自身の行動がきっかけとなってパートナーを不安させてしまったのであれば、今後は一切行わないよう改めていくのが良いでしょう。また、行動というのは言葉で改めるものではなく、実際の行動が伴って初めて改めたことになります。パートナーに行動を改めると伝えるだけでなく、実際の行動が伴うように日頃から気を配ることが大切です。

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要注意!不倫を疑われかねない行動3つ


不倫というものは、疑われても何一つとして良いことはありません。であれば、日頃から不倫を疑われないように行動することが大切です。
具体的には以下の行動に注意し、不倫を疑われることがないよう心掛けましょう。

①スキンシップが多い相手とは会わない
②過度に連絡を取り合わない
③異性と2人きりで会わない

スキンシップが多い相手とは会わない

世の中には、妙にスキンシップが多い方というのはいらっしゃいます。それが悪いというわけではないのですが、既婚者の立場からすると、そういった異性とは会わないに越したことはありません。何か特別な事情でもないのであれば、スキンシップが多い相手とは会わないように注意することで、パートナーから不倫を疑われる危険を回避できます。

過度に連絡を取り合わない

異性と過度に連絡を取る行動も、不倫を疑われかねない軽率な行動の1つです。
なにか用事があったり、仕事上連絡を取り合ったりする必要があるのであれば仕方ありませんが、なにもないのにSNS上やLINEなどでやりとりをするのは控えましょう。
また、過度に連絡を取り合うということは、それだけスマートフォンに触れている時間が増えるということです。仕事から帰ってきて、そんな場面ばかりをパートナーに見せていたら、あまり良い気分ではありませんよね。となれば、そのまま不倫を疑われる可能性は十分あり得ます。ぜひ控えるようにしてくださいね。

異性と2人きりで会わない

パートナー以外の異性と2人きりで会えば、不倫を疑われても仕方がありません。仮にその異性との関係性をパートナーが理解していたとしても、2人きりというのは気分の良いものではありませんよね。もちろん、事情がある場合は仕方がありませんが、そうでないのであれば、異性と2人きりにならないような工夫をしましょう。可能であれば、パートナーに一緒に立ち会ってもらうというのも良い方法と言えるでしょう。

不倫を疑われないために日頃からできること


最後に不倫を疑われないために日頃からできることについても触れていきましょう。
不倫を疑われるということは、それだけパートナーを不安にさせているということです。パートナーを不安にさせることがなければ、そもそも不倫を疑うことなど滅多なことではありません。
そこで、以下の4つの項目を日頃から意識して過ごしてみましょう。

①愛情表現をたくさんする
②連絡をできる限りマメに取る
③情報を共有しておく
④改めてルールを決める

愛情表現をたくさんする

良好な夫婦関係を維持するためにも、やはり愛情表現をするのは大切です。パートナーから不倫を疑われたことがあるという方は、日頃からの夫婦間の愛情表現が不足していたと感じる方が多いのではないでしょうか。不倫を疑われないためにというのはもちろんですが、今一度、夫婦としての在り方を見直してみるのも良いかもしれませんね。不倫疑惑で揉めたものの、それがきっかけとなって夫婦の絆が深まるケースは珍しいものではありません。

連絡をできるだけマメに取る

パートナーと連絡をできるだけマメに取るのも、不倫を疑われないためには大切です。マメさというのは、単に内容のない連絡を入れるという意味ではなく、今どこにいる、なにしているといった、現在の自身の情報をできるだけ連絡を入れるという意味です。こうすることで、パートナーの不安を和らげることができます。もちろん、人によっては過度な連絡は不要と感じる方もいて、当然価値観は異なるため、夫婦間でうまく調整してみてくださいね。

情報を共有しておく

夫婦間で情報を共有しておくことで、不倫を疑われる危険を回避することができます。たとえば、事前にわかっている予定は早めに共有しておいたり、頻繁に連絡を取り合ったり会ったりする相手を紹介しておいたり、GPSアプリを使うなどでお互いの位置情報を共有したりなどすることで、パートナーに安心感を与えることができます。

改めてルールを決める

どこからが不倫と感じるのかについては、人それぞれ考え方が異なります。法律というフィルターを通すのであれば、肉体関係があったことが重要となってきますが、そういった関係がなかったとしても、不倫だと感じる方がいるのはおかしなことではありません。
そこで、不倫だと感じるボーダーラインについて夫婦で改めて話し合い、ルールを決めておく、というのも不倫を疑われないためにはとても大切です。
これを機に、夫婦間で話し合いをする場を定期的に設けてみるのも良いでしょう。不倫の疑念というのは、互いの理解不足から湧き上がることが多いです。話し合いをすることで、互いの理解を深め、より良い夫婦生活を送れるように改善していくのが良いでしょう。

まとめ

パートナーから不倫を疑われてしまったときは、まずはしっかりと誤解を解くところからはじめましょう。決して感情的になったり、冷静さを失ったりしてはなりません。

そして、後に不倫の疑いが晴れたとしても、疑われたことでパートナーを責めないようにしてください。良好な夫婦関係というのは、責めることではなく、理解し合うことで築かれるものです。パートナーを不安にさせてしまった自身の発言、そして行動にも問題があると反省し、真摯に対応するように心がけてくださいね。

なお、もし不倫の疑いからいきなり慰謝料請求をされたりした場合は、弁護士に相談するようにしてください。ここで下手に対応してしまうと、より夫婦関係を拗らせる事態に陥る危険が十分あります。もちろん最後は夫婦間の話し合いで解決すべきですが、法的トラブルのプロである弁護士から、一度アドバイスをもらうのは良い選択の1つです。

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