B型肝炎の基礎知識

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B型肝炎の感染経路や原因

B型肝炎ウィルス(HBV Hepatitis B Virus)は主に血液や体液を介して感染します。

過去にはお母さんからの出産時での感染(母子感染)や集団予防接種での注射器の連続使用による感染がありました。

これらは医療の進歩や行政の対策により現在ではほぼなくなりましたが、現在でも感染し得る可能性はあり、血液等がついた道具(剃刀、歯ブラシ、ピアスタトゥー、タトゥーの針など)をそのまま共有した場合や、性交渉などで感染する可能性があります。

B型肝炎ウィルスは、感染した人との血液と血液の直接接触や、精液や膣分泌物によって感染しますが、感染力はHIV(ヒト免疫不全ウイルス)に比べ50倍から100倍感染力が強いとされています。

HBVの持続感染は出生時または乳幼児期の感染によって成立し、成人期初感染では、消耗性疾患、末期がんなどの免疫不全状態を除けば、持続感染することはまれとされています。

なお、日常生活では感染しません。

ワクチンを打つことで感染を予防できます。(0歳児を対象とした定期接種が行われています)

 

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